【表題】 畜舎汚水処理方法とプラント管理技術の問題点

【著者名】 須藤隆一
【所属】 東北大学大学院
【発行年】 1997
【雑誌名】 畜産環境保全に関する技術研修会・シンポジウム平成9年度講演集
【巻】 平成9年度
【頁】 19−27
【要約】 畜舎汚水は、小規模経営の場合には農地に還元し、農産物として回収するリサイクルも可能であったが、大規模化に伴い排出量が増大してくると、排水の量と質に応じて処理システムが必要になる。畜舎汚水の発生負荷原単位を以下に示す。ふん尿排出量は年間9,000万t(平成4年)となり、その飼養割合は牛56%、豚26%、鶏17%である。成畜1頭あたりの発生量は、豚でふん尿排出量が、5.4Kg/日、BOD130g/日、牛では50Kg/日、BOD800g/日。また、人間の一人あたり1.5Kg/日、BOD13g/日に比して如何に家畜のふん尿が多量であるかわかる。以上の原単位、家畜飼養頭羽数を元にその栄養塩潜在量を算出すると、リンでは、わが国で使用されている化学肥料のリン分の60%を担うことができ、窒素については、化学肥料とほぼ同等の養分を施肥し得るだけの潜在能力を持ち合わせているのである。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


[ 新規掲載リスト ] のページ に戻る