【表題】 畜産と環境(課題と選択)

【著者名】 畜産環境整備機構
【所属】 畜産環境整備機構
【発行年】 1998
【雑誌名】 畜産と環境(課題と選択)
【巻】 未入力
【頁】 1−51
【要約】 ネットの養分輸入の結果としての土壌養分の過剰は、ヨーロッパの北西地域(オランダ、ドイツ、フランスのブルターニュ)、アメリカの東部及び中西部や日本で起きている。こうした地域は一般に港湾の近くや(低輸送コストの利益を得るため)、大都市の近く(ミルクや肉の低輸送コストの利益を得るため)に存在している。特にオランダのような極端な状況下の環境問題を緩和するために、OECD加盟国では養分過剰状態に対する規制をますます強めてきている。これと対照的に多くの途上国、特にアジアの豚と鶏の生産では、規制の欠如と弱いインフラストラクチャーゆえに都市周辺での生産が急増している。土地利用型システムが応えうる以上に畜産物に対する需要が急速に増加している場合には、工業的家畜生産が出現する。これによって土地から離れた工業システムに家畜を吸い込む真空力が生ずる。弱いインフラストラクチャーと、従って高い輸送コストゆえに、こうしたシステムは通常都市の近くに作られる。専ら外部からの投入物に基づいた工業的生産は、様々な汚染問題や人間の健康リスクの問題を付随している。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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