【表題】 養豚の環境問題の現状と課題

【著者名】 木下良智
【所属】 農林水産省畜産環境対策室
【発行年】 1999
【雑誌名】 養豚界
【巻】 34−6
【頁】 28−33
【要約】 家畜ふん尿処理施設の設置状況を見ると、農林水産省統計情報部が平成9年に肥育豚500頭以上の農家を調査した結果によると、個人または共同の処理施設を所有している農家は、ふん尿分離方式の場合、ふんで89%、尿で66%、ふん尿混合方式の場合77%とかなりの農家が施設を整備している。しかしその一方で、依然として養豚では野積みや素堀りを行っている農家が10%程度あり、環境上の問題として、この解消が課題となっている。最近、ゴミの焼却によるダイオキシン発生問題などから、自治体では生ゴミを堆肥化する動きが増加しており、山形県の長井市、宮崎県の綾町や国富町などでは、自治体が家庭の生ゴミと家畜ふん尿を一体的に堆肥化し、できた堆肥は地域の農家や一般家庭に販売するなど地域ぐるみでの環境保全対策に取り組んでいる。こうした有機質資源の循環利用を国としても支援している。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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