【表題】 家畜排泄物および処理物の特性

【著者名】 原田靖生
【所属】 農林水産省農業環境技術研究所
【発行年】 1990
【雑誌名】 畜産の研究
【巻】 44(44−1)
【頁】 128−134
【要約】 家畜排泄物および処理物の連用によって土壌有機物含量が高まると、土壌は膨軟になり、透水性・保水性・通気性が改善され、耕うんも容易になる。家畜排泄物を施用すると、土壌中の各種の微生物(細菌、放線菌、糸状菌など)が増加する。また、家畜排泄物中には窒素が多量に含まれており、これを施用することによってアンモニア酸化菌、亜硝酸酸化菌、硝酸塩利用菌など窒素の形態変化に関与する微生物が増殖することが報告されている。水稲に家畜ふん堆肥を施用する場合、3t/10a以下の施用では化学肥料と同等以上の収量が得られるが、多量施用では初期生育が遅延し、栄養成長後期に窒素過剰症を招き、収量が低下する。その主な原因は、家畜ふん堆肥中の易分解性有機物の分解による還元障害と過剰の無機態窒素によるものと考えられる。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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