【表題】 豚舎構造の改善 ビニール豚舎の構造と飼育技術(弟1報)

【著者名】 田中善文;石井雅彦;山本昌司
【所属】 山梨県畜産試験場
【発行年】 1987
【雑誌名】 山梨県畜産試験場研究報告
【巻】 33
【頁】 36−46
【要約】 最近注目されている、糞尿堆積型のビニール豚舎について、環境調査を中心に検討を行った。敷料は夏に乾燥しやすく、冬には、泥湿化しやすいので、良好な発酵状態を保つには、切替しやオガクズの投入等が必要である。良好な発酵状態であれば、糞尿の自然処理や、冬期の床面の暖房効果等有益な面が多い。舎内温度は、送風機やスプリンクラーの使用や、被覆資材の張り換え等により一般豚舎とほぼ同様であった。アンモニアガス濃度は、夏期の糞場上30cmにおいても最高値が15ppm以下であり、十分許容範囲であった。ハエの発生は、一般豚舎にくらべ著しく少なかった。ビニールハウス豚舎の施設費は、6,131円/uであり、一般豚舎の約1/6であった。また肉豚一頭当たりの経費の試算でも、一般豚舎にくらべて1,209円安かった。今回は、一日平均増体量、飼料要求率とも成績が低く、今後の検討が必要である。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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