【表題】 放牧牛糞の分解消失及びそれに伴う甲虫相の変化

【著者名】 山下伸夫;早川博文
【所属】 東北農業試験場
【発行年】 1992
【雑誌名】 東北農業試験場研究報告
【巻】 84
【頁】 133−141
【要約】 盛岡市に所在する東北農業試験場内の草地で、1986年7月、8月、9月の各中旬に放牧牛糞を設置し、牛糞におけるフン虫を含む甲虫相の変化と、それらが関与すると考えられる牛糞の分解消失過程を調査した。2、7、8、9月に設置した牛糞では、いずれも28日間でその重量の平均30〜50%が消失した。各月の消失の経過には、フン虫個体数の多少で差異があり、7月と9月に設置した牛糞では、フン虫が多く捕獲された設置7日後までに急激な消失過程が見られた。しかし、フン虫が見られなくなった7日以後には消失が殆ど認められなくなり、牛糞の消失にはフン虫の活動が大きく関与していることが示唆された。フン虫個体数が7月の5分の1以下に減少した8月においては、牛糞の消失は急激に起こらず、28日目まで徐々に継続して起こった。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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