【表題】 牛舎の自然流下式ふん尿溝の改善方向

【著者名】 高木清継;新井澄男
【所属】 農林水産省草地試験場
【発行年】 1985
【雑誌名】 畜産の研究
【巻】 39
【頁】 1361−1367
【要約】 栃木県那須、黒磯地区576戸の酪農家の内、約50戸が自然流下方式であり、この戸数はバーンクリーナ方式を導入している農家数より多かった。建設年次では48〜50年に多い。自然流下式ふん尿処理方式はふん尿を混合して処理する方式で、ストール、ふん尿溝、すのこ、せき、流下管、貯留槽で構成される。乳牛からの排泄されたふん尿はすのこのすき間を通って直後ふん尿溝内に落下する。この方式の構造・原理上の特徴の弟1は排泄から貯留まで、ふん尿は人工的な力をほとんど利用せず、自然流下式と呼ばれるように、ふん尿の自重により自然に貯留槽まで運搬されることであろう。特徴の第2としては、排泄されたふん尿を確実にふん尿溝内へ落下させるために、牛床を短かくし、乳牛の後足をすのこの上に乗せるようにしていることであろう。従って、牛の汚れが少なく、日常のふん尿処理の労力も1日1頭当たり1.24分とバーンクリーナ方式より少ない。ただ、ある期間ふん尿が舎内に滞留することから、悪臭やウジ等の発生、牛体への影響等が心配されている。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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