【表題】 液状家畜ふん尿の好気性発酵による堆肥化 U.最適曝気量と発生熱量

【著者名】 樋元淳一;岩淵和則;松田従三
【所属】 北海道大学農学部
【発行年】 1987
【雑誌名】 北海道大学農学部邦文紀要
【巻】 15−3
【頁】 266−271
【要約】 液状家畜ふん尿の好気性発酵による堆肥化のための最適曝気量を求めることを目的として、乳牛ふん尿を用いて実験を行った。また、好気性発酵による発酵熱を測定し、熱回収の可能性を検討した。得られた結果は」以下の通りである。最高温度、有機物分解率、粘度の低下、発生熱量から、本実験装置においては適曝気量は0.450(リットルin・DMKg)が最適であることがわかった。この時有機物分解率は33%に達した。発生熱量は有機物分解率に比例し、曝気量0.45(リットル/min・DMKg)のとき14(リットル/min・DMKg)となった。好気性発酵による熱発生量は、メタン発酵による発生ガスの発熱量とほぼ等しいことがわかった。又30頭規模の酪農において発生する熱量は約210,000(Kcal/day)と試算した。本実験装置では、酸素路用効率が低く、インジェクタ方式、深層曝気槽の曝気方式を検討する必要がある。
【要約者】 林 孝

[ 2002/01/28 掲載 ]


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