【表題】 各種堆きゅう肥中のステロール類について −有機質資材の土壌伝染性病害抑制効果の物質的基盤−

【著者名】 植田 徹;松原仁志;甲斐秀昭
【所属】 九州大学農学部
【発行年】 1990
【雑誌名】 日本土壌肥料学会講演要旨集
【巻】 36
【頁】 216(22)
【要約】 本研究は、堆きゅう肥の細菌性微生物相形成の物質レベルで解明することを目的とした。供試した牛糞、鶏糞、バーク、稲藁等の計6種の堆きゅう肥類は、いずれも畑土壌と比べると細菌数は多かったが、糸状菌数はむしろ少なかった。堆きゅう肥一般に相当量含まれているステロール類の糸状菌の増殖のみを選択的に抑制する作用が、堆きゅう肥の細菌性型微生物相形成の少なくとも一因であると考えられる。なお、これらのステロール類は家畜の糞や高等植物のワックス層、樹皮中に相当量含まれていることが知られているので、それらが起源であると考えられる。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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