【表題】 下水汚泥コンポストの長期連用に伴う土壌中重金属の挙動

【著者名】 後藤成子;茅野充男;熊沢喜久雄
【所属】 東京大学農学部;東京農業大学
【発行年】 1991
【雑誌名】 日本土壌肥料学会講演要旨集
【巻】 37
【頁】 293(72)
【要約】 2種類の下水汚泥コンポスト−モミガラ汚泥コンポスト(M)及びオガクズ汚泥コンポスト(O)−を東大多摩農場の4.5×60mに区分した圃場に1978年から12年間に渡り、夏作(トウモロコシ)及び冬作(オオムギ)の播種前の年二回、各作毎に10t/haを施用し、全体及び可溶態の亜鉛と銅について、コンポストを施用しない化学肥料区(F)と乾燥汚泥(石灰汚泥)を1981年までに施用しその後化学肥料を施用した区(D)とともにその量を分析して比較検討考察した。コンポストを施用したM及びO区の上層土の全亜鉛濃度は毎年確実に増加した。D区の上層土では1981年に既に高いレベルに達し、その後は乾燥汚泥を施用していないにもかかわらずその値はほとんど下がっていない。銅については、M区の上層土でわずかに増加がみられたものの下層土においては増加ははほとんど認められなかった。亜鉛及び銅のいずれも、上層から下層への移動は少ないものと考えられた。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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