【表題】 畑地における硝酸の溶脱量の推定

【著者名】 竹内 誠;戸田任重;楊 宗興
【所属】 農林水産省農業環境技術研究所
【発行年】 1991
【雑誌名】 日本土壌肥料学会講演要旨集
【巻】 37
【頁】 185(P11−30)
【要約】 多施野菜畑からの硝酸態窒素の溶脱は、施肥効率の関点のみでなく、環境保全上も重要な問題である。溶脱量の推定は、多くの場合、ライシメータ試験あるいは広域調査結果から推定されているが、本報では直接圃場試験を実施し、水の動態・収支を解析した上でその溶脱量を推定した。施肥アンモニア態窒素の硝化は極めて早く、3日後で約半量、10日後にはほぼ完全に硝酸態窒素に変化した。従って、高度化成、低度化成、リン安区間の溶脱に対する影響は極めて小となった。土層深40cm部位の液相中硝酸態窒素濃度は無肥区で7〜19、10Kg施用区で9〜25、20Kg施用区で10〜39ppmの範囲であり、栽培期間中の硝酸溶脱量は無肥区0.7、10Kg施用区で0.8〜1.1、20Kg施用区で1.1〜1.6Kg N/10aとなった。またマルチ栽培区で溶脱量が減少した。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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