【表題】 農耕地における土壌有機物変動の予測と有機物施用基準の策定

【著者名】 未入力
【所属】 農林水産技術会議事務局
【発行年】 1986
【雑誌名】 農林水産技術会議事務局 研究成果
【巻】 166
【頁】 1−141
【要約】 10数種の有機物資材を圃場に埋設し、その経年的な分解を5年間計量的に追跡した。炭素の分解率は、有機物資材の種類によって、約50%〜90%と幅がある。この分解率の相違は、主として有機物資材中のリグニン含量と関係があり、この含量が高いと分解率は低くなる。有機物資材の有機窒素含量の変化は、炭素の分解とは趣を異にし、いくつかのパターンがある。基本的には窒素の分解は、炭素の分解と炭素率(C/N比)によって支配される。有機物資材の分解は、資材自体の性格によって特徴的な分解パターンを示すと同時に、温度、土壌の水分条件、粘土鉱物組成等の環境条件によっても若干相違してくる。積算気温が高いと分解率は高まる傾向があり、水田に比べ畑では、分解率が若干高い場合が多い。水田の場合、透水条件下では分解が進み易い。また土壌粘土がアロフェンを主体とする水田では有機物資材の分解は若干低くなると推測できる。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


[ 新規掲載リスト ] のページ に戻る