【表題】 筑波山生態系の物質循環(第2報)河川改修と無機水質の関係

【著者名】 袴田共之;平田健正;村岡浩爾
【所属】 農林水産省農業環境技術研究所;国立環境研究所;大阪大学工学部
【発行年】 1991
【雑誌名】 日本土壌肥料学会講演要旨集
【巻】 37
【頁】 300(85)
【要約】 前報においては、筑波山周辺の河川水質をサンプル地点のクラスター分析により類型化して解析し、土地利用・河川管理の仕方により水質が多用に変化することを示した。本報では、河川改修と水質との関係を現地調査により検討した。恋瀬川右岸は、ここ20年来災害復旧等の理由で毎年のようにどこかの地点で改修がおこなわれてきた。ある河川が流下する間に、近年未改修の他の河川が流入した場合、水質変化は顕著でなく、山間では、むしろリンや窒素の濃度が低下する場合がみられた。他方、前々年から前年にかけて、全長の内、かなりの部分を改修した河川の流入があると リンや窒素の濃度が上昇する傾向にあった。しかし、改修に際して土砂が蓄積しやすい状況にあると、集落等からの負荷があったとしても、濃度上昇が少ないことが多く、それは、土砂ならびにそこに生育する植物の影響によるものと考えられた。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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