【表題】 家畜ふん尿の処理・利用に関する研究 (肥料への利用)

【著者名】 尾形 保
【所属】 農林水産技術会議事務局
【発行年】 1974
【雑誌名】 農林水産技術会議事務局研究成果 家畜ふん尿の処理・利用に関する研究
【巻】 73
【頁】 175−184(255P)
【要約】 畜舎排水の浄化処理過程に生ずる余剰汚泥など、固形物の肥料利用の基礎的データを得るため、畑水分条件の土壌におけるこれら固形物の分解性を検討した。得られた主なる結果は下記のようである。固形物の化学組成:生ふんと生汚泥との間にはほとんど差はないが、余剰汚泥はふんに比べて、明らかに全窒素、水溶性有機物(T-N、COD)、P、Fe、Mn、Cu、Znなどの微量要素含量が高く、一方C/Nは低かった。篩渣はC含量が高く、N含量は低いためC/Nは著しく高い特徴があった。土壌中での分解性:一般に余剰汚泥はふん、生汚泥、篩渣よりは炭素、窒素とも無機化は早い傾向にあったが、必ずしもC/Nの大小と無機化速度の遅速の傾向とは一致しなかった。篩渣は無機化が最も遅れたが、このような難分解性の固形物は、実験の範囲内では、土壌への添加量を増したほうが分解速度は高まった。
【要約者】 林 孝

[ 00/10/01 掲載 ]


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