【表題】 たい肥生産とその利活用(上)−資源循環のための良質たい肥化技術−;最新研究による良品質たい肥の生産技術−いかに流通利用を図っていくかが大きな課題−

【著者名】 羽賀清典
【所属】 畜産草地研究所
【発行年】 2007
【雑誌名】 畜産コンサルタント
【巻】 510
【頁】 10−14
【要約】 農水省は平成27年度を目標年度とした「家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針」を公表したが、関連する技術開発のうち堆肥化技術開発を展望している。新基本方針でも耕種のニーズに即した堆肥を生産し、利用を促進することに重点が置かれている。一方、家畜ふん尿は廃棄物バイオマスの一つに位置づけられ、メタン発酵などの転換技術の発展が求められている。家畜の飼い方によってもふん尿の性状は異なり、また、給与飼料によってふん尿成分が左右されるため、畜種や給与する飼料の面からの追求も必要である。堆肥化過程における微生物相の変遷、環境負荷ガスの発生低減なども重要な課題である。さらに、アンモニアの回収技術についても有望な方法が開発されてきており、一層の発展が期待されている。堆肥の成分と品質についても成分調製成型堆肥が作られてきている。今後は耕種への流通利用が大きな課題となろう。
【要約者】 清水 矩宏

[ 2008/09/19 掲載 ]


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