【表題】 たい肥生産とその利活用(上)−資源循環のための良質たい肥化技術−家畜ふんたい肥長期連用水田におけるたい肥の窒素の行方と収量−多量のたい肥連用条件下におけるイネ栽培−

【著者名】 西田端彦
【所属】 東北農業研究センター
【発行年】 2007
【雑誌名】 畜産コンサルタント
【巻】 510
【頁】 34−37
【要約】 水田の地力低下を防ぐため有機物の施用が必要である。東北農研センターで行われた家畜ふん堆肥長期連用試験の結果が示されている。窒素としての投入量が約17kg/10aとなる3.6tの堆肥を1973年から連用した。窒素の行方をみたところ、化学肥料区では水稲に48%、系外に49%と作土にはほとんど残らなかったが、肥効が安定した堆肥区では水稲に34%、系外に35%で作土に30%が残存していた。収量への影響であるが、堆肥のみ連用区では、化学肥料標準区よりも多収となり、さらに窒素を増肥すると大幅に増収するが限界があった。窒素施用のコントロールを必要とする良食味米の栽培には向かないかもしれないが、飼料イネの栽培には堆肥の多量施用は適しているといえる。
【要約者】 清水 矩宏

[ 2008/09/19 掲載 ]


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