【表題】 表面流式人工湿地による畜産排水の無機態窒素の処理

【著者名】 森岡理紀
【所属】 北海道農業研究センター
【発行年】 2007
【雑誌名】 畜産技術
【巻】 621
【頁】 6−9
【要約】 畜産雑排水を簡易な曝気法や活性汚泥法などの好気的な処理を行った場合に残る無機質成分を二次的に高度処理する、低コストな表面流式人工湿地による方法を調べた。人工湿地は、コンクリート枠の試験水田を表面流式人工湿地として用いた。植生をオオカサスゲとし、全窒素を硝酸カリウムで約80mg/lに調整した合成排水を、1日当たり100lを流入させた。その結果、合成排水による人工湿地の試験と並行して行ったパーラー排水を用いた人工湿地試験では、窒素除去量の約30%が植物体に吸収されており、合成排水とは明らかに違うパターンを示した。また、植物体の地上部と地下部の窒素吸収量の差も合成排水より小さかった。土壌への窒素蓄積は植物体の窒素吸収量とほぼ同等かそれ以下であったと考えられることなどを述べた。
【要約者】 小堤 恭平

[ 2008/09/19 掲載 ]


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