第1話…牛の給食センター 〜牛のまぜご飯(発酵TMR)〜
(コミック:3ページ/解説:16ページ)
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国内産の色々な資源を有効に活用し牛用の資料(発酵TMRなど)を作り供給するTMRセンターが注目を浴びています。TMRセンターの役割と機能や、作られている発酵TMRの特徴、流通のための方法などについて紹介します。
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第2話…草から燃料を作る 〜バイオ燃料のための草の研究〜
(コミック:3ページ/解説:14ページ)
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再生可能エネルギーとして、植物から作るバイオ燃料が注目されています。燃料特性の優れた石油や石炭などにバイオ燃料を置き換えるためには、原料をできるだけ安く大量に生産する必要があり、栽培に手間がかからないイネ科の草「エリアンサス」が有望視されています。「エリアンサス」とはどんな草なのか、研究の最前線を紹介します。
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第3話…牧場と野生動物 〜どうやって共存する?〜
(コミック:3ページ/解説:18ページ)
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野生動物を自動撮影した調査の結果から、牧場に生息する野生動物たちを紹介します。
牧場では野生動物によって、牧草を食べられたり、飼料を盗まれたりと、様々な獣害が起きていますが、自然を守るためには、共存を考えていかなければなりません。獣害を減らすためにどうすればいいのか、一緒に考えてみましょう。
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第4話…牛のげっぷと地球温暖化
(コミック:3ページ/解説:12ページ)
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牛のげっぷには二酸化炭素の25倍もの温室効果があるメタンが含まれ、家畜のメタンは全世界から放出される温室効果ガスの約4パーセントを占めていると言われています。何故メタンが放出されるのか、また、どのようにそれをおさえることができるのかについて、分かりやすく説明します。
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第5話…体細胞クローン牛とは?
(コミック:3ページ/解説:19ページ)
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植物の挿し木やコピーのように、全く同じ牛を作ることができる「体細胞クローン技術」。それは一体、どんなものなのでしょう。このお話では、豊かな食生活を支えていくために、研究が進められている体細胞クローンについて、解説します。 |
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第6話…日本のミツバチ 〜ミツバチって本当にいなくなったの?〜 (コミック:3ページ/解説:15ページ)
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おいしいハチミツを作ってくれるミツバチは、大切な家畜です。また、植物の受粉にも、ミツバチは欠かせません。近年、日本のミツバチが減ってきているとも言われています。身近なミツバチを守るために、どんな研究が行われているのでしょう? |
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第7話…豚舎の汚水からリンを除き回収して利用する技術 (コミック:3ページ/解説:14ページ)
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養豚で発生する汚水は環境汚濁物質であるリンを高濃度で含んでいるので、安全な濃度に除去する必要があります。その一方でリンは、枯渇が心配される有用な資源でもあり、汚水に含まれるリンを回収しリサイクルすることも重要なのです。
ここでは、養豚の汚水に含まれるリンを除去・回収し利用する技術について紹介します。
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第8話…WAKASAヨーグルトを飲んでみよう (コミック:3ページ/解説:12ページ)
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色々な乳酸菌の中から「老化抑制のある乳酸菌」が発見されました。その乳酸菌から作られたWAKASAヨーグルトは、アンチエイジング効果が期待できるヨーグルトです。
農研機構では、牛乳や乳酸菌を使った食品の開発も行っているのです。 |
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第9話…イノシシがブタになったわけ (コミック:3ページ/解説:6ページ) |
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ブタは、かつてイノシシでした。それが人間に飼育されるようになり、長い時間をかけてブタになっていったのです。トンカツ、ショウガ焼きなど、今や暮らしに欠かせない代表的な経済動物となったブタ。そのルーツを訪ねてみましょう。
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第10話…チーズとGABAチーズ (コミック:3ページ/解説:13ページ)
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牛乳を固めて作るおいしい食べ物「チーズ」。農研機構では、様々な乳製品の開発にも取り組んでいます。今回は、農研機構が乳酸菌の中から見つけた、GABA(ギャバ)という成分をつくる菌を使った「GABAチーズ」をご紹介します。
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第11話…草は牛の主食 〜牧草の種類と品種のはなし〜 (コミック:3ページ/解説:9ページ) |
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毎日たくさんの草を食べる牛たちのために、農研機構では牧草の研究に取り組んでいます。牛が喜んで食べる草、暑さや寒さに強い草といった、色々な種類の草を掛け合わせて品種改良したりして、牛が元気に育つ牧草の開発・研究を続けているのです。
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第12話…放牧牛乳を味わってみよう (コミック:3ページ/解説:9ページ) |
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最近の乳牛の多くは、清潔に管理された牛舎で飼われていて、本来の生態に近い環境で飼育されている放牧のほうが少なっていますが、その分「放牧牛乳」は、特別な牛乳として区別されています。放牧されている乳牛は、放牧地に生えている青草を食べるため、青草が生える春から秋にかけては「共役リノール酸」や「β-カロテン」といった成分が増えるなどのメリットもあるからです。
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第13話…吸引通気式堆肥化処理とは? (コミック:3ページ/解説:9ページ) |
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牛などの家畜は毎日大量の排泄物を出しますが、そこに含まれるアンモニアは、実は有機質肥料などに有効活用できる大切な資源でもあるのです。
そこで農研機構では「吸引通気式堆肥化処理」という方法で、アンモニアのリサイクルに取り組んでいます。
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第14話…家畜のフンから排出される温室効果ガスをどうする? (コミック:3ページ/解説:13ページ) |
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家畜の排泄物はすごい量で、しかも地球温暖化の原因となる「温室効果ガス」が含まれています。そこで農研機構では、一酸化二窒素を出す原因となる「亜硝酸」を食べて減らしてくれる微生物「亜硝酸酸化細菌」による温室効果ガス対策を推進しています。
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第15話…牛の胃袋は4つある! (コミック:3ページ/解説:9ページ) |
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人間だと消化できない草を牛が食べられるのは、胃袋が4つもある上に、「反すう」といって、胃袋に入れた食べ物をもう一度口に戻して噛み直して、消化しやすくしているからです。さらに消化を助ける微生物もいて、自分では消化できないモノを消化してもらえるのです。今回は、とっても優れた牛の胃袋の仕組みをご紹介します。
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第16話…受精の不思議 (コミック:3ページ/解説:9ページ) |
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受精し、生命となるためには、数億分の1という確率を乗り越えて、精子と卵子が結ばれなければなりません。生命が生まれるというのは、本当に奇跡のような神秘なのです。今回は、そんな受精の不思議と、選び抜いた家畜を残していくための人工授精について案内します。
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第17話…希少なニワトリを復元する! (コミック:3ページ/解説:4ページ) |
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もしも希少で、その地域にしかいない地鶏が鳥インフルエンザなどになってしまったら、その種類が絶滅してしまうかもしれません。環境の変化などで絶滅の危機になっている鳥もいます。そこで細胞を冷凍保存しておいて、安全な環境になったら復元する、という画期的な研究が進められているのです!
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第18話…イネで牛を育てる (コミック:3ページ/解説:9ページ) |
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牛の飼料の多くは海外から輸入に頼っていますが、日本には水田が沢山あって、今では使われていない水田もかなりあるため、そうした水田を活用して「飼料としての稲」を育てる研究や実験が進められています。それに、稲発酵粗飼料にはビタミンEが豊富に含まれていて牛の健康にもいいといったメリットもあるのです。
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