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気象及び水稲作柄解析支援システム
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[要約]
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当該年次に発生した気象要素の再現期間などの気象経過の特徴解析、さらに
水稲作柄の特徴解析に利用できるパソコンシステムである。
宮城県農業センター農産部情報処理気象科
[連絡先] 022-383-8120
[部会名] 生産環境、やませ環境
[専門] 情報処理
[対象] 稲類
[分類] 指導
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[背景・ねらい]
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水稲作柄の解析には、低温、少照、多雨などの作柄に影響を及ぼした気象要因の
把握が不可欠である。しかし、要因解析には膨大なデータの入力及びデータ処理が
伴い、大きな労力と時間が必要である。そこで、気象・水稲作柄に関する
データベースを構築し、いくつかのデータ解析機能を加えたパソコンシステムを
作成した。
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[成果の内容・特徴]
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気象データは、仙台での観測値である(仙台管区気象台、昭和26年以降)。
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水稲データは、水稲作況標本筆の宮城県平均値である(東北農政局統計情報部、
昭和35年以降)。
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検索・表示できる主な内容は以下のとおりである。
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項目間の散布図、回帰式の表示
(図1)。
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気象現象の再現期間表示
(図2)。
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気象経過図、平年偏差図。
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各気象要素について、設定した作柄項目と最も相関の高い期間の検索
(図3)。
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項目間のデータ並び換え(昇順・降順)。
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年次推移グラフ、単相関行列その他。
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[成果の活用面・留意点]
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農業改良普及所等において、当年の作柄と気象との関係を解析し、的確な技術指導上の
資料として利用できる。
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本システムの対応機種はPC-9801シリーズのパソコンで、利用に当たってはMS-DOS及び
N88-日本語BASIC(86)(MS-DOS版)の各システム必要である。
[その他]
研究課題名:農業気象観測と気象解析
予算区分 :県単
研究期間 :平成4年度(昭和48年〜)
発表論文等:なし