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無エルシン酸「キザキノナタネ」のコンバイン収穫適期


[要約]
無エルシン酸「キザキノナタネ」のコンバイン収穫適期は熟莢割合が 70〜80%に達し、着色粒率 95%で、莢の含水率が 50%以下の時期であり、 成熟期後約 10日である。
青森県畑作園芸試験場・栽培部
[連絡先] 0176-53-7171
[部会名]  畑作物
[専門]  栽培
[対象]  工芸作物類
[分類]  指導

[背景・ねらい]
なたねは耕地の高度利用の観点から重要な冬作物であり、 植物油脂資源作物である。青森県なたねの栽培は高品質・多収を目指して、 従来の「カミキタナタネ」、「トワダナタネ」、「青森 1号」に代えて、 1989年に多収で脂肪酸組成の良い「キザキノナタネ」を奨励品種に採用した。 「キザキノナタネ」は「カミキタナタネ」に比べて、 耐倒伏性であり、機械化適応性の高い品種であるが、 コンバイン収穫適期の判定基準がないことからその策定が望まれていた。

[成果の内容・特徴]
  1. 「キザキノナタネ」のコンバイン収穫適期は、熟莢割合、着色粒率、 莢の含水率などから推定できる。
  2. 成熟期後約 7〜10日で熟莢割合は 70〜80%に達する (図1)
  3. 成熟期後約 10日で着色粒率は95%に達する (図2)
  4. 成熟期後約 10日で莢の含水率は 50%以下に低下する (図3)
  5. 以上のように熟莢割合 70〜80%、 着色粒率 95%及び莢の含水率 50%に低下した時がコンバイン収穫適期であり、 この時期は成熟期後約 10日である。

[成果の活用面・留意点]
  1. 適用地域は青森県全域とする。
  2. 「キザキノナタネ」のコンバイン収穫適期を明らかにしたことにより、 高品質な子実が収穫できる。
  3. 成熟期は主茎の穂先から1/3の部位における莢中の種子が 5〜6粒黒色化した時期とする。

[その他]
研究課題名:畑作物の高品質化及び生産性向上技術の開発
予算区分 :特定研究(高収益畑輪作)
研究期間 :平成6年(平成4〜6年)
発表論文等:なし