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品種・作型を組み合わせた地域特産えだまめの連続出荷体系


[要約]

 えだまめ品種「あおもり豊丸」・「あおもり福丸」と播種時期・被覆等の組み合わせによって、7月後半から9月後半までの約2ヵ月間にわたって良食味えだまめの連続出荷が可能である。

[キーワード]

地域特産、えだまめ、あおもり豊丸、あおもり福丸、連続出荷

[担当]青森畑園試・作物改良部、青森農試・水田利用部
[連絡先]0176-53-7171、0172-52-4397
[区分]東北農業・野菜花き(野菜)
[分類]技術・普及


[背景・ねらい]

 えだまめの栽培にあたっては収穫期が限定されるほか、収穫・調製に多くの労力を要することから、品種・作型を組み合わせて計画的な長期連続出荷することが産地形成の上で重要である。そこで、食味の優れた品種「あおもり豊丸」・「あおもり福丸」を用い、7月後半から9月後半までの出荷期拡大を図る。

[成果の内容・特徴]

1.

品種・作型の組み合わせによって7月後半から9月後半までの連続出荷が可能である(表1)。

2.

名作型の内容は以下の通りである。

[成果の活用面・留意点]

1.

マルチ被覆・不織布トンネル被覆栽培は青森農試、普通栽培は青森畑園試の試験結果である。

2.

被覆栽培において生育が旺盛な場合には、支柱やテグスを利用して倒伏防止に努める。

3.

適正な輪作を実施するとともに、わい化病等の病害虫防除に努める。

[具体的データ]

[その他]
研究課題名:

中山間地域における産地マーケティングに基づく特産的高付加価値農作物の生産技術

予算区分:

地域基幹(国補)

研究期間:

1999〜2001年度

研究担当者:

前嶋敦夫、岩瀬利己、長谷川夏子、北山美子、今井照規

発表論文等:

岩瀬(2001)東北農業研究 別14:(印刷中)


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