主要研究成果の分類

 主要研究成果は、その活用面からみた性質に応じて、「技術」「科学」「行政」の3種類として、主要研究成果候補として推進会議(推進部会)に提出する。それぞれの種類に関して優劣は無く、下表の基準をもとに分類する。
 推進会議において、それぞれの成果候補について主要研究成果として採択するかどうかを決定するとともに、ユーザ側(機構外の構成者、外部委員等)からの意見を踏まえて、下表を参考に、「普及に移しうる成果(普及)」と「その他参考となる成果(参考)」のいずれかに区分する。
 採択された主要研究成果は、「研究成果情報」として外部に公表する。


主要研究成果の種類と区分の基準表


主要研究成果の区分
普及に移しうる成果
【普及】
その他参考となる成果
【参考】








【技術】
[対象]農業者・普及センター・農協・メーカー・消費者・検査機関など
[内容]主に農業上の技術革新に関するもので、生産技術等として普及・活用される成果
生産現場において実用的に利用され得る技術等※今後の発展が見込まれる、有望な素材技術、プロトタイプ等※
【科学】
[対象]試験研究機関(独立行政法人・都道府県・民間・大学等)・検査機関・消費者など
[内容]主に科学的な技術・情報に関するもので、学術的に極めて有効な新手法・新知見等の成果
科学的な新知見、研究の場で広く使われ得る新手法等※今後の研究発展の基礎となる新知見等※
【行政】
[対象]農林水産省・地方農政局等・都道府県(行政部局)など
[内容]主に行政施策の手法に関するもので、行政施策の改善に、極めて有効または参考になる成果
政策や事業実施の場で使われ得る企画・立案の手法等※政策等への参考知見等※