その他

農研機構 カンキツ新技術・新品種研修(2019年度~2020年度受講者募集のお知らせ)

情報公開日:2019年2月12日 (火曜日)

カンキツ産地の競争力強化のために、革新的な技術の実用化と体系的な産地への導入が必要です。そこで、新技術導入を主導する担い手の育成を企図し、農研機構で開発している新技術・新品種に関する研究成果に加え、カンキツ栽培・営農の基礎となる知識や技術を総合的かつ体系的に習得できる2年間の研修カリキュラムの受講者を募集します。

研修内容と開催日程(別紙参照)

内容

カンキツの栽培、品種および営農の基礎となる最新の知識や技術について、テーマごとのカリキュラムにより体系的に解説します。

開催時期

2019年4月~2021年3月(全10回)

場所

農研機構九州沖縄農業研究センター口之津カンキツ研究試験地(〒859-2501 長崎県南島原市口之津町乙954) 他

対象者

果樹産業に従事しており、全研修日程の参加が可能な者であって、九州沖縄農業研究センター所長が認めた者。

受講料

受講料は、徴収いたしません。

募集人数

20名

受講申込

下記宛て、受講申請書(別記様式第1号)[DOC:31KB]および履歴書(別記様式第2号)[DOC:29.5KB]を電子メールまたは郵送でお申し込みください。受講の可否を審査し、3月18日までにその結果を通知します。

申込締め切り:平成31年3月14日(木曜日)必着
申込先メールアドレス:

問い合わせ先:農研機構九州沖縄農業研究センター産学連携室
TEL 096-242-7512

(別紙)研修内容と開催日程(予定)

2019年度

第1回 環境負荷軽減を考慮した合理的な施肥管理

2019年4月23日(火曜日)~25日(木曜日)

カンキツの施肥管理に関する基礎について解説する。また、肥料の流亡の問題を考えるとともに、資源循環・環境負荷軽減の視点から、カンキツ園の合理的な施肥管理について理解を深める。また、根域制限栽培やマルドリ方式栽培における土壌管理や施肥管理の研究で得られた知見から、合理的な施肥管理について考える。さらに、開発した除草効果が高く引き裂き強度が強いマルチシートを紹介するとともに、施肥管理におけるマルチの意義について考える。

第2回 カンキツ生産における生産環境および生育のコントロール

2019年6月26日(水曜日)~28日(金曜日)

カンキツの生産を省力的かつ合理的に行うための知識や技術として、果樹園の雑草管理、樹体栄養状態の把握や対応技術についてこれまでの知見を解説する。また、摘果剤等の植物生長調節剤等の利用方法について解説する。また、柑橘類保存料製剤の利用法も含め、貯蔵病害に対応した管理技術等についても紹介する。

第3回 カンキツの新品種育成を支えるゲノム等の基盤研究とその利用

2019年9月4日(水曜日)~6日(金曜日)

農研機構で実施している基盤的な研究であるカンキツ遺伝資源の収集、保存、評価とその育種への利用について解説する。また、カンキツのゲノム研究による育種の効率化技術についての最新の成果や、ウンシュウミカンの親の判定などカンキツ品種の類縁関係の推定技術や解析結果などを紹介する。さらに、遺伝資源研究のような基盤的研究の成果が活用されている事例を紹介して理解を深める。

第4回 健全な果樹種苗の供給と苗木生産技術

2019年10月2日(水曜日)~4日(金曜日)

種苗法と登録品種の取扱いについて解説する。また、農研機構におけるカンキツ新品種のウイルス無毒化と母樹用穂木の供給体制について紹介するとともに、問題となるカンキツのウイルス・ウイロイド病対策について最新の知見とともに詳解する。また、苗木産地における優良苗木生産技術について紹介するとともに、日本最大のカンキツ苗木生産地等の視察により、カンキツの健全種苗の供給体制についての理解を深める。

第5回 収益性の向上を目指した新技術・新品種の活用

2020年3月4日(水曜日)~6日(金曜日)

カンキツの生産技術について総覧し、今後の展望と課題を考える。また、新技術を活用した商品開発の可能性など、新技術の導入や6次産業化も含め、これまでの事例を紹介する。また、カンキツの周年供給に向けた技術開発の状況を取りまとめて紹介するとともに、農業生産支援と技術の継承を支援するためのICT技術を紹介する。さらに、持続的な収益性の向上を目指した新技術・新品種の活用について、現地検討とディスカッションにより理解を深める。

2020年度(2018年度のカリキュラムに準じて行います)

第1回 高品質生産のための水分生理とマルドリ方式による水分管理技術

2020年4月22日(水曜日)~24日(金曜日)

第2回 減農薬防除の基礎と輸出に対応した病害虫防除

2020年6月24日(水曜日)~26日(金曜日)

第3回 気候温暖化に伴い発生が予想される諸問題と対応

2020年9月2日(水曜日)~4日(金曜日)

第4回 周年供給体制の構築を目指した貯蔵技術の進歩

2020年9月30日(水曜日)~10月2日(金曜日)

第5回 果樹栽培における省力・軽労化のための機械開発と次世代の栽培体系

2021年3月3日(水曜日)~3月5日(金曜日)

その他

1)受講者には、これとは別に、現地検討会などの特別研修のご案内もさせていただきます。
2)詳細な開催要領を、逐次受講者にお知らせいたします。
3)所定の研修を修了された方には、審査の上、修了証書を授与いたします。
4)日程及び内容は都合により変更となる場合があります。
5)研修の一部を公開で行うことがあります。