品種詳細

中央農業総合研究センター

夢十色

「夢十色」は高アミロースの超多収インド型品種である。「日本晴」より4日程度出穂が早い晩生種で、穂発芽しにくく、いもち病、白葉枯病、ツマグロヨコバイに抵抗性が強い。用途としてはアラブ民族料理のクスクス、味噌等の原料に適する。

主要特性

  •  「夢十色」は昭和55年に北陸農業試験場において「IR2061-214-3」を母とし、「密陽21号」を父として交配し、その後代から育成されたインド型系統である。
  • 出穂期及び成熟期は「日本晴」よりやや早い「晩生の早」で、草型は短稈、極穂重型で、収量は極多である。
  • 耐倒伏性が強く、穂発芽性は極難で、いもち病の抵抗性遺伝子は不明であるが圃場抵抗性は強く、白葉枯病にはXa-11及びその外の抵抗性遺伝子を持つと推定されるが圃場抵抗性も強く、ツマグロヨコバイには耐虫性を持つ。
  • 白米のアミロース含量は「日本晴」の約1.5倍と高く、炊飯米は付着性及び粘りがほとんどなく、砕米アルファ化米を製造し易い。

栽培適地

北陸南部、関東、東海、近畿、中国、四国、九州北部の平坦地域。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間

(1996年3月27日)
7648
(2000年2月 4日)
20年
(満了日:2020年2月 4日)
交配組み合わせ 旧系統名
IR2061-214-3×密陽21号 北陸142号