農産物9品目の研究レビュー(届出様式作成例) | 農研機構

機能性をもつ農林水産物・食品開発プロジェクト

農産物9品目の研究レビュー(届出様式作成例)

★農林水産物・食品開発プロジェクトで取り組んできた研究成果報告を基に作成した、届出様式の作成例を掲載します。

★この作成例は、農林水産物・食品開発プロジェクトにおいて、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会が実施した研究レビューに基づき、作成されたものです。

★この作成例は誰でも利用することができますが、機能性表示食品の届出に利用する際には、消費者庁が作成した「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」の内容を十分に理解した上で、届出者の責任において、結果報告や別添資料の内容及びその引用元データを確認してください。

★これらの作成例は、あくまで参考情報として示すものであり、これらの利用に関する第三者(国以外のものを言います。以下、同じ)の知的財産権及びその他の権利について権利侵害がないと保証するものではございません。利用にあたっては、利用者の責任において、第三者の権利について確認の上、当該第三者から利用の許諾を得て下さい。なお、上記第三者の知的財産権侵害の責任及び、作成例の使用により発生する一切の責任について、農研機構は何ら責任を負うものではありません。

★作成例は予告なく、修正・変更する可能性があります。免責事項をお読みください。

 

番号 品目 機能性関与成分 システマティックレビュー
1 緑茶 メチル化カテキン  緑茶1 緑茶2
本品にはメチル化カテキン(エピガロカテキン-3-Ο-(3-Ο-メチル)ガレート)が含まれています。メチル化カテキンは、ハウスダストやほこりなどによる目や鼻の不快感を軽減することが報告されています。
2 ウンシュウミカン β-クリプトキサンチン  ウンシュウミカン1 ウンシュウミカン2
本品にはβ-クリプトキサンチンが含まれています。β-クリプトキサンチンは、骨代謝の働きを助けることにより骨の健康維持に役立つことが報告されています。
3 緑茶 エピガロカテキンガレート(EGCG)  緑茶1 緑茶2
本品には緑茶EGCG が含まれています。緑茶EGCG には、LDL コレステロール値が高めの方のLDL コレステロール値を下げる機能のあることが報告されています。
4 ホウレンソウ ルテイン  ホウレンソウ1 ホウレンソウ2
本品にはルテインが含まれています。ルテインには、光による刺激から目を保護するとされる網膜(黄斑部)の色素量を増加させることが報告されています。
5 大麦 β-グルカン  大麦1 大麦2
本品には大麦由来β-グルカンが含まれています。大麦由来β-グルカンには、LDL コレステロール値が高めの方のLDL コレステロール値を下げる機能のあることが報告されています。
6 EPA、DHA  魚1 魚2
本品には魚のEPA・DHA が含まれています。魚のEPA・DHA には、血中中性脂肪が高めの方の血中中性脂肪を下げる機能のあることが報告されています。
7 大豆 β―コングリシニン  大豆1 大豆2
本品には大豆β-コングリシニンが含まれています。大豆β-コングリシニンには、内臓脂肪が気になる方の内臓脂肪を減少させる機能のあることが報告されています。
8 りんご プロシアニジン  りんご1 りんご2
本品にはりんご由来プロシアニジンが含まれています。りんご由来プロシアニジンには、LDL コレステロール値が高めの方のLDL コレステロール値を下げる機能のあることが報告されています。
9 こんにゃく芋* こんにゃく芋グルコマンナン  こんにゃく芋1 こんにゃく芋2
本品にはこんにゃく芋由来グルコマンナンが含まれています。こんにゃく芋由来グルコマンナン(粉末)には、LDL コレステロール値が高めの方のLDL コレステロール値を下げる機能のあることが報告されています。

 

*こんにゃく芋レビューに関しては、本研究レビューを届出書類作成のための基礎資料として使用する場合、以下に留意ください。

今回のレビュー作成にあたり審査を行った「農林水産物の機能性評価委員会」で総合評価を行う基準は、採用文献が2 報以上あることを目安としており、本研究レビューは採用文献が1 報であったため、当該評価委員会での総合評価を行っておりません。しかし、当該採用文献はRCT 二重盲検試験であり、論文の質はQL1 と高く、疾病に罹患していない者(LDL コレステロール値のベースラインは正常域)を対象とした「効果あり」文献であったため、1 報ではあるが研究レビューを行うこととしました。(ただし当該採用文献1 報は、対象者全員のBMI は29.7±3.46kg/m2 でしたが、試験群と対照群に分けた場合、30.1±2.8kg/m2 と29.3±4.1kg/m2 でした。従って本研究レビューの適格基準に抵触しているとの判断も考えられます。)なお、本研究レビューを基礎資料として消費者庁への届出をすることは、ガイドライン上は可能と考えますが、評価対象文献が1 報のみであるため、その効果は限定的なものとなることから、届出資料とするか否かは、あくまでも届出者の判断に委ねられます。

 

お問い合わせ先(Word、Excelファイル等についてのお問い合わせも含む)

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
食品研究部門 食品健康機能研究領域 山本 (電話:029-838-8011)

法人番号 7050005005207