研究活動報告詳細

AIPネットワークラボ長賞を受賞

情報公開日:2018年5月16日 (水曜日)

日時

平成30年4月22日 (日曜日)

場所

クロス・ウェーブ幕張 (千葉県千葉市美浜区中瀬)

内容

受賞者 : 北農研 大規模畑作研究領域 大規模畑輪作グループ 主任研究員 臼井 靖浩

北農研大規模畑作研究領域大規模畑輪作グループの 臼井 靖浩 主任研究員は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「第2回AIPチャレンジプログラム」において、昨年に引き続き、2年連続でAIPネットワークラボ長賞を受賞しました。

作物やそれらを取り巻く環境データ(農業ビッグデータ)から学術的にインパクトの大きな新知見を見出すためには、仮説や見出された知見に関する、より詳細なデータを増やしていく必要があります。受賞者は、これまで栽培管理、品種改良等をより効率的に行うために、複雑に変動する時系列の農業ビッグデータを収集・解析し、「作物」×「環境」との交互関係の解明について研究を行い、テンサイを対象に雑種強勢(Heterosis)が群落環境へ及ぼす影響についても検証しています。雑種強勢効果とは、雑種第1代がその生産性、耐性などで、両親のいずれの系統よりも優れる現象で、未解明な部分が多い現象です。雑種強勢効果が収量や生育への影響のみならず、周辺の生育環境への影響について十分に明らかになっているとは言えません。そこで、受賞者は、複数のテンサイ系統を対象に、雑種強勢による生育・生長や植物生理現象の違いが、テンサイ群落環境を変化させるか、高精度ビッグデータの収集・解析から検証した試みが高く評価されました。

*AIPネットワークラボ・・・文部科学省「AIPプロジェクト(人工知能/ビッグデータ/IoT/ サイバーセキュリティ統合プロジェクト)」実施機関の1つである科学技術振興機構(JST)によって、戦略的創造研究推進事業の関連する研究領域で編成されています。

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表彰状写真
法人番号 7050005005207