研究活動報告詳細

日本草地学会賞を受賞

情報公開日:2019年4月23日 (火曜日)

日時

平成31年3月26日 (火曜日)

場所

広島大学 東広島キャンパス (2019年度日本草地学会広島大会)

内容

受賞業績名

放牧草地の効率的利用技術の開発と体系化に関する研究

受賞者

須藤 賢司 (農研機構北海道農業研究センター)

北海道農業研究センター酪農研究領域大規模家畜管理グループの 須藤 賢司 グループ長は、2019年度日本草地学会賞を受賞しました。

日本の畜産業においては飼料自給率の向上と労働過重の解消が喫緊の課題であり、その解決策の一つとして乳牛や肉牛の放牧技術の開発が進められています。一方、放牧飼養条件下では、不適切な草地管理により十分な家畜生産性を得られない場合があります。このため、草地面積と放牧頭数のバランスや草地生産量の季節変動に関係する知見の蓄積、ならびにそれらの定量的な把握と評価に基づいた放牧技術の構築が求められていました。そこで受賞対象となった研究では寒地型牧草地を対象に、1) 草種の特性に合致した放牧方式の開発、2) 放牧草地の利用性に影響する要因の定量的解明、3) 放牧を活用した草地利用技術の体系化を通じ、放牧草地の効率的利用技術の確立を図りました。これら一連の成果は、乳牛・肉牛に対する放牧飼養の可能性と重要性を示すとともに、畜産経営の収益性改善・生産物の低コスト化・飼料自給率の向上に資するものであり、草地農業の安定化と持続性の向上に大きく貢献する点が高く評価され、今回、栄えある学会賞に輝きました。

受賞講演の様子 授賞式
表彰状写真