研究活動報告

令和2年度 水稲乾田直播のための前年整地実演会を開催

情報公開日:2020年9月 8日 (火曜日)

日時

令和2年8月25日 (火曜日) 13時30分から15時00分

場所

農事組合法人セレスコーポレーション圃場 (北海道岩見沢市北村豊正)

参加者数(主催者除く)

48名 (うち生産者・農業団体 32名、行政・普及関係 9名、民間企業 1名、試験研究機関 3名、報道 3名)

開催の趣旨

農研機構が北海道で進めている乾田直播栽培技術の特色のひとつに、春の作業競合を低減するため水稲前年の秋まき小麦収穫後に整地作業を行う「水稲直播圃場の前年整地技術」があります。この前年整地技術の普及を促進するため、技術を導入している生産者の圃場において生産者による実演を行ないました。さらに、均平作業効率化のための圃場「高低差マップ」の作成とその利用についてご紹介しました。
当日撮影した作業の様子は、技術紹介動画の作成に利用する予定です。

開催概要

当日は、開始前にスタッフおよび一般参加者の体温を非接触式体温計により測定し、全員に発熱症状が認められないことを確認したうえで実演会を開始しました。

開会にあたり、老田 茂 農研機構北海道農業研究センター水田作研究領域長から、「北海道においても水田作の規模拡大に伴い水田の作業労力の軽減が求められている。乾田直播技術はその解決策の一つであり、本日実演する前年整地技術や高低差マップにより一層の労力軽減が期待される」と挨拶が行われました。

その後、以下の内容で実演会を行ないました。

1. 実演内容および高低差マップの説明

(農研機構北海道農業研究センター 水田作研究領域 長南 友也)

前年整地技術の概要、および高低差マップの作成方法について、説明を行いました。

2. 均平機器(GNSSレベラー)の紹介、高低差マップの利用についての紹介

(農事組合法人セレスコーポレーション 代表理事 武田 貞行)

当日の作業の概要、GNSSレベラーの紹介、高低差マップを利用しての均平作業のやり方について、説明が行われました。

3. 実演

セレスコーポレーションのオペレーションによるGNSSレベラーを用いた均平作業を実演し、その実演を見ながら武田 代表理事と参加者間で質疑応答が行われました。
主な質疑は、前年整地のメリット、高低差マップのメリット、均平作業に用いているGNSSレベラーの仕様に関するもの、でした。


長南 研究員(右)による説明


GNSSレベラーによる均平作業の様子

なお、当日の模様は、日本農業新聞(9月8日)、農機新聞(9月1日)、農村ニュース(8月31日)で報道されました。