研究活動報告詳細

「STI for SDGs」アワード優秀賞受賞いたしました

情報公開日:2019年11月12日 (火曜日)

受賞団体名

農研機構 (国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)

賞の名称

「STI for SDGs」アワード優秀賞

受賞理由

本取り組みは選考委員会において、日本全国、さらには世界への展開可能性を持つことが高く評価された。今後、さらなる水平展開が実現されれば温室効果ガスの排出削減、地域における農業の持続可能性への貢献が期待できることから、優秀賞にふさわしいと判断した。

受賞対象業績

取り組み名 : 農業に起因する温室効果ガスの排出緩和と気候変動適応技術による食糧安定生産への取組

取り組み概要

日本において、農業に起因する温室効果ガスは総排出量の45パーセントを占めており、中でも水田からのメタン排出はその主要排出源の1つである。また、近年の夏季の高温傾向は水稲の収量や品質低下に悪影響を及ぼす問題となっている。
本取り組みでは、農業に起因する温室効果ガスの排出をリアルタイムに測定する技術を用いて、水田を乾かす「中干し」の最適な期間を解明することで、水田から排出されるメタンを平均で30パーセント削減する技術を確立。また、ゲノム情報やDNAマーカー選抜技術を活用し、高温年でも品質や収量が安定し病害虫に強い「高温障害適応水稲品種」を開発。
本取り組みにおける技術により、農業由来温室効果ガスの排出削減に貢献しているのに加えて、開発品種を地域ブランド化することにより、地域振興にも貢献している。

表彰式等関連行事

時 : 令和元年11月15日(金曜日) 11時30分~12時00分
場 : 日本科学未来館 7階未来館ホール(東京都江東区青海2-3-6)

STI for SDGs~地域の社会課題の解決に向けたピッチトーク~

時 : 令和元年11月17日(日曜日) 14時45分~16時15分
場 : テレコムセンタービル 1階アゴラステージ(東京都江東区青海2-5-10)

科学技術イノベーションによる地域の社会課題の解決に向けた取組事例の紹介

時 : 令和元年11月16日(土曜日)、17日(日曜日) 10時00分~16時00分
場 : テレコムセンタービル 5階ブース

主催

国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)

表彰式の様子