研究活動報告詳細

日本食品化学学会第19回奨励賞受賞

情報公開日:2017年8月21日 (月曜日)

受賞

日本食品化学学会第19回奨励賞受賞

受賞者

食品研究部門 食品安全研究領域 高畠令王奈 上級研究員(信頼性評価ユニット)

受賞対象

「安全性審査済み遺伝子組換え食品の検査法の開発」

受賞日

平成29年6月1日

研究の概要

わが国では、遺伝子組換え(GM)農産物は、安全性が確認されたものについてのみ商業利用が認められているが、食品としての利用にあたっては表示が義務付けられている。このような遺伝子組換え食品表示制度の実効性が担保されるためには、信頼性の高い検査法の存在が不可欠である。
受賞者は、除草剤グリホサート耐性GMダイズMON89788系統および除草剤グルホシネート耐性GMダイズA2704-12系統の定量分析法を開発した。この背景として、GMダイズに関しては、2001年より10年以上にわたり、ラウンドアップ・レディー・大豆40-3-2系統一種類のみが国際的に流通してきたが、2009年からMON89788およびA2704-12の商業栽培が開始され、これら2種類のGMダイズ検知法の社会的要求が高まることが予想された。上記二種類の定量分析法は、2012年11月に消費者庁マニュアルに収載され、公定検査法となった。以上の研究成果により、わが国の遺伝子組換え食品表示における信頼性確保に貢献した。

【写真】受賞式風景 【写真】受賞者集合写真
法人番号 7050005005207