研究活動報告詳細

日本基礎心理学会2007年度大会において、優秀発表賞を受賞しました。

情報公開日:2007年12月14日 (金曜日)

受賞者

和田有史(わだゆうじ)

現職
(独)農業・食品産業技術総合研究機構
食品総合研究所食品機能研究領域
食認知科学ユニット
研究員

受賞対象

和田有史、續木大介、神山かおる、檀一平太(農研機構食品総合研究所)
「硬さの知覚に主観的な温度が及ぼす影響」

受賞日

平成19年12月8日

概要

本研究は温度感覚による硬さの錯覚を検討した。中指に30℃、示指・薬指に10、30、50℃の物体を提示して中指の温度感覚の錯覚を生じさせた。実験参加者は中指で触れた物体の硬さが統制刺激(全指30℃、硬度JIS-A 40°) よりも硬いか軟らかいかを判断した。実験刺激の硬度を7段階 (10-70°)変化させ、主観的等価点を測定した結果、温度が高い(低い)と感じられるときに、軟らかく(硬く)感じられることが示された。本実験では硬さ判断の対象となった刺激の温度は常に30℃であり、その冷・温感はその周辺の指への冷・温刺激による錯覚であることから、この現象は指先の感覚受容器レベル以上の作用によることが示唆される。

法人番号 7050005005207