研究活動報告詳細

「Food Science and Technology Research AWARD for Best Paper (Vol.24)」を受賞しました

情報公開日:2019年10月 4日 (金曜日)

受賞

「Food Science and Technology Research AWARD for Best Paper (Vol.24)」

受賞者

久保雄司1、Supawadee Sriyam 2 、中川力也1 、木村啓太郎2

(1茨城県産業技術イノベーションセンター,2食品生物機能開発研究領域 微生物機能ユニット)

受賞対象

Yuji Kubo, Supawadee Sriyam, Rikio Nakagawa, Keitarou Kimura (2018). A Survey of Phage Contamination in Natto-producing Factories and Development of Phage-resistant Bacillus subtilis (natto) Strains. Food Science and Technology Research, 24(3), 485-492

受賞日

2019年8月29日

業績概要

発酵食品製造においては、バクテリオファージの発生が問題となる場合があります。バクテリオファージは細菌に感染するウイルスであり、宿主細菌を死滅させるバクテリオファージ(ビルレントファージ)が工場内で蔓延すれば、生産に障害を及ぼします。この研究では、茨城県内8つの納豆工場でバクテリオファージ汚染の実態調査を行いました。生産ラインだけでなく床・窓等の施設の表面および排水の汚染状況を調べました。その結果、過去の製品汚染履歴から判断して、バクテリオファージが床・窓等の施設の表面に数年間生存できることが示唆されました。更に、検出されたバクテリオファージに耐性を有する納豆菌の育種にも成功しました。この研究は茨城県産業技術イノベーションセンターとの共同研究として実施しました。