研究活動報告詳細

革新的技術開発・緊急展開事業(うち技術開発・成果普及等推進事業)
「茶園管理ロボット化技術普及推進活動」

情報公開日:2019年11月15日 (金曜日)

背景・目的

世界の茶需要は急増しており、わが国で生産される、日本緑茶は輸出農産物として注目されている。一方で、国内の茶生産地は、高齢化や労働力不足により、大規模産地で会っても産地の維持が困難な状況になりつつある。そこで、労働力不足を解消し生産の安定化図るため、開発された茶園管理機のロボット化技術の早期普及を図ることを目的に、新技術の普及活動を行った。

開発された技術

革新的技術開発・緊急展開事業(うち地域戦略プロジェクト・経営体強化プロジェクト)において開発された大規模茶園向けロボット摘採機(左)および中山間地向け超小型茶園管理機(右)

無人走行式摘採機(30年度上市)。鹿児島県南九州市摘採競技会で第1位。熟練生産者と同様の精度を有する無人走行式摘採機(ロボット摘採機)を開発
中山間地向け超小型茶園管理機で作業をしている画像。中山間茶園における作業時間の短縮と軽労化

活動の成果

普及推進活動により、課題の整理と新技術の必要性を生産現場に浸透させることができ、スマート農業実証への取り組みに繋がった。

今後の課題

開発された大規模茶園向けロボット摘採機は、茶園管理作業全体の一部であることから、整剪枝作業、中刈り、施肥、防除などすべての作業をロボット化する必要がある。超小型茶園管理機は、傾斜度の高い茶園に対応できるようにすることで、普及面積を拡大する必要がある。

茶園管理ロボット化に向けたロードマップ