研究活動報告

令和2年度産業標準化事業表彰の受賞

情報公開日:2020年10月15日 (木曜日)

農研機構職員が、経済産業省の令和2年度産業標準化事業表彰を受賞しました。「産業標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)」を角川修(果樹茶業研究部門茶業研究監)が、「産業標準化貢献者表彰(産業技術環境局長表彰)」を元林浩太(本部知的財産部国際標準化推進室長 )が受賞しました。産業標準化事業表彰は、国際標準化機構(ISO))や国際電気標準会議(IEC)における国際標準策定や国内規格(JIS)策定など標準化活動に優れた功績の個人や組織を表彰するものです。表彰式は令和2年10月1日に東京都の都市センターホテルにて行われました。
以下に受賞理由を掲載します。

令和2年度産業標準化事業表彰 「経済産業大臣表彰」

受賞者

角川 修
農研機構 果樹茶業研究部門 茶業研究監

受賞理由

日本産の高級緑茶である玉露や抹茶がISO規格の「緑茶」の基準値から外れないよう防衛することに貢献しました。日本の緑茶生産業界が国際標準化活動に積極的に参加するよう関係者の調整に尽力するとともに、ISO/TC34(食品専門委員会)/SC8(茶分科会総会)の日本開催(2015年)を成功させるなどの活動を通じ、主たる輸出品である「抹茶」規格策定コンビーナに就任。これらの活動が、近年の緑茶輸出増大に寄与するところが大きいと評価されました。

令和2年度産業標準化貢献者表彰 「産業技術環境局長表彰」

受賞者

元林 浩太
農研機構 本部 知的財産部 国際標準化推進室 室長

受賞理由

ISO TC23(農業機械)/SC19(農業エレクトロニクス)のエキスパートなどを10年にわたり務め、ISO 11783(トラクタと装着作業機の通信規格:通称ISOBUS)を中心に、農業機械の制御通信に関する国際規格19件の制定、改正に貢献しました。さらにISOBUS認証事業の国際活動にも積極的に参加し、国内産業界への普及・啓発活動、技術開発及び指導に取り組みました。この功績により、ICTを活用したスマート農業を社会実装する上で不可欠な基盤として寄与しました。