研究活動報告詳細

第3回根こぶ病研究会を開催しました

情報公開日:2012年12月13日 (木曜日)

開催日時

2012年(平成24年)11月27日(火曜日)13時 ~28日(水曜日)12時

開催場所

キャンパスプラザ京都 第3講義室(京都市)

参加者

48名(大学2名、府県18名、民間17名、農研機構11名)

開催概要

アブラナ科野菜の根こぶ病は難防除土壌病害であり、各地の生産現場では今も発生がみられています。この根本的な解決のためには、化学農薬だけではなく総合的な対策をとる必要があり、植物病理、土壌、栽培、作業機械、育種等多分野の連携が重要です。本研究会では、初めにこうした背景や開催趣旨について説明を行いました。

講演会では、育種分野における近年の成果と取り組み状況(野菜茶業研究所・畠山勝徳主任研究員)、千葉県におけるナバナ根こぶ病対策に対する育種・植物病理・土壌肥料分野での連携した取り組み状況(千葉県農林総合研究センター暖地園芸研究所・鐘ヶ江良彦研究員)、根こぶ病の新たな土壌診断の試み(三重県農業研究所・鈴木啓史主任研究員)、DRC診断(土壌中の病原菌密度と発病度との関係に基づく診断法)の今後の展開など(近畿中国四国農業研究センター・村上弘治上席研究員)の講演が行われ、千葉県ナバナ産地における土壌診断の取り組み(JA全農営農・技術センター・梶 智光氏)もあわせて紹介されました。

一般発表会では、緑肥利用、新規薬剤、石灰質資材を利用した圃場試験やワサビ根こぶ病の実態と対策の取り組みの発表がありました。

引き続きこれらの講演・発表に対して活発な質疑応答や意見交換が行われ、相互に情報交換を行いました。

育種や植物病理、土壌肥料など多分野にわたる大学、府県、民間、独法の研究者が根こぶ病に関する試験研究を実施していますが、相互の情報交換は必ずしもスムースに行われていない状況にあり、今後もこうした分野や組織をまたがった意見交換の場の設定が有用であると考えます。

第3回根こぶ病研究会における質疑応答の様子

第3回根こぶ病研究会の様子

法人番号 7050005005207