研究活動報告詳細

平成27年度中国四国地域マッチングフォーラムを開催しました。

情報公開日:2015年11月12日 (木曜日)

開催日時

2015年10月21日(水曜日)13時~17時20分

開催場所

にぎたつ会館(愛媛県松山市道後姫塚118-2)

参加者数

186名(国・県行政機関 23名、普及指導 21名、研究機関 36名、大学 1名

生産者・農業団体 93名 、民間企業・団体 7名、報道 2名、その他 3名)

開催概要

今年度の中国四国地域マッチングフォーラムは、中山間傾斜地の立地を有効活用して高品質な果実が生産できるカンキツ作において、研究成果の普及や実用化に向けた効果的なマッチングを図り、新たな担い手を確保して新規就農者を支援するため、「カンキツ農業における担い手の規模拡大と新規就農者支援による産地力強化を目指して」をテーマに、講演、関連技術などの紹介と情報交換、事例紹介、パネルディスカッションの構成で開催しました。

講演では、鹿児島大学かごしまCOCセンターの冨永茂人特任教授から、近年の気候の極端化を受けてこれに対応できる高品質栽培技術開発についての展望と課題と題して講演がありました。NECソリューションイノベータ株式会社の島津秀雄氏からはICT技術を用いてカンキツの品質を生産の途中段階から予想して生産を支援する技術が紹介されました。植山秀紀主任研究員からは園地近隣のアメダス観測値を用いた園地気象の推定方法を生産現場で活用する技術開発の取り組みが紹介されました。

カンキツの高品質安定生産技術および園地整備技術の紹介(意見交換とマッチング)では、講演者と参加者、または参加者同士が活発に情報交換する姿が見られました。

事例紹介では、えひめ中央農業協同組合、越智今治農業協同組合から、優良園地を集積し、担い手を育成するとともに外部労働力を活用する事例が紹介されました。

パネルディスカッションでは、新規就農者、県の普及担当者、および研究所員からなるパネリストに、先に事例紹介したお二人の発言を加えて、競争力ある産地確立に向けて熱心な議論が進められました。冨永茂人特任教授から今後、高品質栽培技術の開発を進めていく上での産地形成について総括的なまとめをいただきました。

フォーラムにはカンキツを栽培する多くの農家の皆様が参加され、会場はほぼ満員で若い生産者の熱気にあふれていました。

 

 

 

講演パネルディスカッション

法人番号 7050005005207