研究活動報告詳細

平成27年度農研機構畦畔管理技術情報セミナー・「シバ二重ネット工法」技術実演会を開催しました

情報公開日:2015年11月25日 (水曜日)

開催日時

2015年10月29日(木曜日) 13時~10月30日(金曜日) 12時30分

開催場所

技術情報セミナー:東広島市市民文化センター3階アザレアホール(広島県東広島市)

技術実演会:農事組合法人ファーム・おだ(広島県東広島市河内町小田)

参加者

154名(技術実演会134名)

開催概要 

10月29日(木曜日)に畦畔管理技術情報セミナー、翌30日(金曜日)には「シバ二重ネット工法」技術実演会が開催されました。

初日の技術情報セミナーでは、基調講演1題、講演5題ならびに総合討論が行われました。基調講演は新潟大学自然科学系フェローの有田博之先生から「農地資源保全と畦畔管理」についてご講演をいただき、畦畔管理は農地資源保全に重要であるという視点に加え、圃場形態、畦畔植生、除草方式の三点セットの対策が畦畔管理には大切であると強調されていました。続いて、1.岩手県農産物改良種苗センターの鈴木総務部長兼園芸作物部長から「イブキジャコウソウによる畦畔の省力管理と農村景観の形成」、2.日本植物調節剤研究協会研究所の村岡信頼性保証部長から「セル苗と抑草剤・除草剤を使ったシバ畦畔の簡易造成法」、3.当研究センター水田作研究領域の伏見主任研究員から「二重ネット工法を用いた畦畔法面におけるシバ(Zoysia japonica)の植栽技術」、4.石川県農林総合研究センターの森本専門研究員から「除草ロボットによる畦畔管理の取り組み」および5.当研究センター傾斜地園芸研究領域の中元主任研究員から「近中四農研における除草ロボットの開発」の計5題の講演が行われました。

総合討論では、有田先生をはじめ、講演者の皆さまにご登壇いただき、会場からの質疑に答えるとともに、今後の畦畔管理技術の方向性について検討しました。省力的な畦畔管理には、個別技術のさらなる研鑽とその融合、生産者への技術の周知とその理解を得ることが肝要との意見が出されました。

二日目の技術実演会では、2015年度農林水産祭天皇杯を受賞された農事組合法人「ファーム・おだ」 のご協力のもと、革新的技術緊急展開事業が実施されている東広島市小田地区で、「シバ二重ネット工法」および「除草ロボット」の実演を行いました。 2日間にわたって生産者、行政関係者、研究者の間で多くの情報交換が行われた有意義な技術情報セミナーおよび技術実演会となりました。

 

 

 セミナー技術実演会シバ技術実演会ロボット

 

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