開催日時
平成29年2月21日(火曜日)13時~17時
開催場所
姫路・西はりま地場産業センター9階 901会議室(兵庫県姫路市)
参加者数
160名(生産者・生産団体 46名、行政・普及機関 26名、民間企業 41名、 消費者・消費者団体2名、研究機関・大学 45名)
開催概要
国産もち麦品種の円滑な普及拡大を図るため、「国産もち麦、有ります! 求めています!」をテーマに品種マッチングミーティングを開催しました。
はじめに、農研機構次世代作物開発研究センター麦研究領域の柳澤貴司主席研究員から、「大麦の健康機能性に関する研究成果と育種戦略」と題して、機能性関連の成果情報、今後の生産拡大と研究開発について基調講演がありました。
続いて7機関の大麦育成地から21種類のもち麦品種・有望系統の紹介が行われ、その一部を3割配合の麦ごはんにして、色・香りなど品種による違いを試していただきました。
さらに、15名の参加者から其々の活動内容と"提供できるものや技術"、"求めるものや技術"についてPRスピーチがあり、また、品種・系統紹介機関、生産者、行政普及機関、関連する民間企業の計18者からの展示も行われました。
開始前、休憩時間、マッチングタイムには随所で情報交換やマッチングを行う姿が見受けられ、参加者の熱意を感じるマッチングミーティングとなりました。
紹介した"もち麦"品種、および有望系統(育成機関所在地域順)
- 「東北皮糯48号」(農研機構東北農業研究センター)
- 「ワキシーファイバー」、「関東皮糯99号」、「関東皮糯101号」(農研機構次世代作物開発研究センター)
- 「栃木二条糯50号」、「栃木二条糯51号」、「栃木二条糯52号」(栃木県農業試験場)
- 「北陸皮糯58号」、「新系WM3」(農研機構中央農業研究センター)
- 「ホワイトファイバー」、「東山皮糯116号」、「東山裸糯117号」(長野県農業試験場)
- 「ダイシモチ」、「キラリモチ」、「四国裸糯129号」、「四国裸糯131号」、「四国裸糯135号」、 「四国裸糯136号」、「四国裸糯137号」(農研機構西日本農業研究センター)
- 「西海皮糯73号」、「西海皮糯77号」(農研機構九州沖縄農業研究センター)