研究活動報告詳細

薬用シャクヤク栽培の現地実証地において日射量対応型自動潅水装置を用いた試験を開始しました

情報公開日:2017年5月18日 (木曜日)

日時

2017年4月25日(火曜日)~4月27日(木曜日)

場所

三重県鈴鹿市

参加者

8名(西日本農業研究センター傾斜地園芸研究領域傾斜地野菜生産グループ・技術支援センター業務第2科、有限会社イトウグリーン、三重県農業研究所)

実施概要

わが国で生薬やその他の加工品に使用される薬用作物の多くは、中国からの輸入に依存しています。しかしながら、近年、中国国内での需要が拡大し、薬用作物の価格は高騰しています。そのため、薬用作物の国内生産の増大が求められていますが、多くの薬用作物では効率的な栽培法が確立されていません。そこで、私たちの研究グループでは主要な薬用作物の一つであるシャクヤクに着目し、園芸的な手法を応用して効率的に生産できる方法の研究を進めています。本稿では、三重県鈴鹿市にある現地実証地での作業の様子を報告します。今回はシャクヤク栽培での潅水の効果を検証するために、収穫が近い3年生株の圃場に日射量対応型自動潅水装置を設置しました。warc-ken-20160108a1.png

慣行のシャクヤク栽培では人為的な水やりはほとんど行われず、必要とされる水は雨のみで賄われます。そのため、本試験では、設置した装置を用いて日射量に応じて潅水する処理区、および肥効調節型肥料を給水タンクに投入することにより潅水施肥を行う処理区を設定してシャクヤクを栽培し、その生育および根部収量を慣行区と比較する予定です。

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法人番号 7050005005207