研究活動報告詳細

令和元年度農研機構マッチングフォーラム in 近畿「近畿地域におけるスマート農業の展望」を開催しました

情報公開日:2019年10月16日 (水曜日)

開催日時

2019年9月3日(火曜日)11時~17時

開催場所

兵庫県民会館(神戸市中央区下山手通4-16-3)

参加者数

199名(生産者・農業団体23名、行政・普及関係63名、民間企業・一般51名、報道3名、教育・研究機関59名)

開催概要

近畿地域におけるスマート農業実証事業の取り組みを中心に、種々のスマート農業技術および技術体系について紹介し、関係者の間で意見・情報交換を行う地域マッチングフォーラムを開催しました。

第1部では、農林水産技術会議事務局からスマート農業関連実証プロジェクト事業の紹介、および農研機構農業情報研究センターから農業データ連携基盤(WAGRI)を含めたAI・データ活用に関する農研機構の取組みの紹介があり、WAGRIの具体的な活用例や他のデータベースとの連携等について、活発な質疑応答が行われました。

午後からの第1部後半では、スマート農業技術の開発・実証プロジェクトに採択された近畿地域の5つのコンソーシアム((1)滋賀県水田作スマート農業実証コンソーシアム、(2)養父市アムナックスマート農業実証コンソーシアム、(3)京都亀岡中山間水稲生産支援スマート農業実証コンソーシアム、(4)奈良から発信する柿生産スマート化コンソーシアム、(5)和歌山県スマート果樹栽培実証コンソーシアム)の実証代表機関および実証経営体の2名が、実証の目的・営農上の目標値・実証の経過などについて、スマート農機の動画も交えて講演が行われました。質疑応答では、通信機能のある機械の活用における中山間部での電波不感帯の問題が共有されました。

第2部では、別会場において、農研機構の研究所、府県の公設試、企業が開発したスマート農業技術が15のポスター展示で紹介されました。その後、研究開発担当者と参加者、参加者同士の間で活発な情報交換や技術相談が行われました。

第3部では、西日本農業研究センターの大黒主席研究員の司会のもとで、各コンソーシアムから(1)片山氏、(2)酒井氏、(3)鶴田氏、(4)山本氏、(5)大江氏の5名をパネリストに迎えたパネルディスカッション「近畿地域におけるスマート農業の将来ビジョン」が行われ、終始会場をまき込んだ活発な討論が行われました。水稲・果樹などそれぞれ異なる体系における問題点を解決するため、個々のスマート農業技術を生産環境に合わせて最適化することが必要であると共に、新たなスマート農業技術の開発や、ノンスマートでも「地に足の着いた」技術とスマ農技術を組み合わせること、行政からの支援なども重要であると結語されました。

参加者の皆さんからは「実証事業の具体的内容を実証者の生の声で聞けた」、「技術開発者と直接話が出来てよかった」など、多くのご意見をいただきました。

第1部 講演
第2部 ポスター発表(マッチング会場)
第3部 パネルディスカッション

講演要旨

令和元年度農研機構マッチングフォーラムin近畿講演要旨