液体培地によるヨーネ菌の分離・同定

培養期間が大幅に短縮され、分離率が向上します

  • 市販液体培地(MGIT培養システム)を用いてヨーネ菌を分離培養し、リアルタイムPCRにより同定する方法を確立しました(図)。
  • 培養液からのDNA抽出は、100°Cで8分間加熱する方法が簡便で経済的です。
  • 現在普及している寒天培地による培養法と比べて、培養期間が大幅に短縮され分離率が向上します(表)。
  • コストは寒天培地と同等です。

技術を活用して欲しい場面

ヨーネ病検査・診断において、糞便あるいは臓器からの菌分離に活用します。特に、ヒツジ型ヨーネ菌のように寒天培地での分離が難しい株は、液体培地が必須です。

ねらい

寒天培地を用いてヨーネ菌を分離する場合、培養期間は通常2-5ヵ月間必要です。液体培地の利用により培養期間は短縮し(通常7週間以内)、排菌動物の早期摘発淘汰が可能となります。また、糞便等からのヨーネ菌分離率が向上し、遺伝子検査成績との一致率が高まります。






法人番号 7050005005207