コムギ穂発芽耐性遺伝子を検出できるDNAマーカー

発芽抑制スイッチMFT遺伝子を検出

  • 小麦の収穫期に雨が多いと、穂発芽が発生しやすく、小麦の品質が損なわれます。
  • 種子の休眠性が弱いことが原因ですが、種子休眠性の制御にはMFT遺伝子が関与し、その発現量が多くなると休眠が強くなります。
  • MFT遺伝子の発現量に影響を与え、休眠性の強弱に関与する領域の塩基配列の差異を識別するDNAマーカーです。

技術を活用して欲しい場面

本DNAマーカーは、コムギ品種の育種選抜において、MFT遺伝子の遺伝子型を休眠性が強い型に固定するための選抜マーカーとして、穂発芽耐性の導入に活用できます。

ねらい

北海道・東北地域に多い休眠弱型のMFT遺伝子を持っているコムギ品種の穂発芽耐性の改良に活用できます。また、北海道のコムギ品種の持つ品質などの優良形質を本州の品種に導入する場合に選抜マーカーとしても利用できます。


図1. MFT遺伝子の発現量が多いとコムギ種子の休眠が強くなる


図2. MFT遺伝子型を判別するDNAマーカーの開発 様々な品種の遺伝子型を休眠弱型及び休眠強型に判別できる。

知的財産情報

発明の名称 小麦種子休眠性に関与するMFT遺伝子及びその利用
出願番号または登録番号 特許第5339506号

法人番号 7050005005207