閉花受粉性遺伝子を使ったイネの自然交雑抑制

 イネの花が開かなくなる遺伝子を使って自然交雑を抑制する技術

  • 閉花受粉性遺伝子spw1-clsを持つイネは開花せず、花粉が風で飛散しないので自然交雑を抑制できます。
  • spw1-cls遺伝子は、閉花受粉性になる以外には他の農業形質に影響しません。
  • spw1-cls遺伝子は交配とDNAマーカーを用いた選抜で、既存品種・系統に導入できます。

技術を活用して欲しい場面

 品種育成機関において良食味品種や新形質米品種(有色素米品種や飼料稲品種等)にspw1-cls遺伝子を導入しておき、生産者がそれぞれを生産する際の自然交雑を抑制するために使います。

ねらい

 イネの自然交雑は通常問題になりませんが、今後様々な用途の品種が栽培されるようになると品種同士の交雑が品質に影響を与える可能性があります。閉花受粉性遺伝子spw1-clsをもつ品種を用いれば、追加のコストなしに自然交雑を抑制でき、省コストを求める生産者にとって有用です。





知的財産情報

発明の名称 閉花受粉性イネの作出法およびその選抜法
出願番号または登録番号 特許第4333961号

法人番号 7050005005207