高接ぎ木法を核としたトマト青枯病総合防除技術

台木の抵抗性を最大限に発揮させて青枯病を防ぐ

  • 高接ぎ木法は、慣行接ぎ木(接ぎ木部位:子葉上)より高い位置(同:第2、3葉上)に接いだ苗を利用した青枯病防除技術です。
  • 高接ぎ木栽培を行うことで台木品種の持つ“植物体内での青枯病菌の移行と増殖の抑制能力”を最大限に活用し、穂木への感染を抑制します。
  • 生育及び収量等は慣行と同等であり栽培上の問題点はありません。

技術を活用して欲しい場面

青枯病に困っているトマトの生産者。高接ぎ木苗は民間企業による生産供給体制が確立されており、全国の生産者が苗を購入できます。

ねらい

連作や温暖化に伴いトマト青枯病の発生が大きな問題となっています。従来の慣行接ぎ木を用いても本病の被害を回避できない場合には、高接ぎ木法を活用することができます。また、高度汚染圃場では廃糖蜜を利用した土壌還元消毒等と組み合わせることで、高い防除効果を持続することができます。

図1. 高接ぎ木の青枯病発病抑制メカニズム


図2. 高接ぎ木栽培の青枯病発病抑制効果

法人番号 7050005005207