定植前リン酸苗施用によるネギのリン酸減肥栽培技術

リン酸施用量を減らしても収量は高まります

  • ネギの苗をリン酸濃度1.15%のリン酸カリ溶液に浸漬してから定植すると、圃場へのリン酸施用量を50%以上削減しても、慣行と同等以上の収量が確保できます。
  • 試験した土壌タイプ、有効態リン酸濃度の範囲では、ほとんどの場合に増収効果が得られました。
  • 収量増とリン酸肥料削減により、所得増が期待されます。

技術を活用して欲しい場面

東北・北陸地域のネギ産地、特に夏ネギの産地への導入を推奨します。また、既存の産地では畑へのリン酸蓄積が進んでいる場合が多いので、リン酸減肥促進策としてご活用ください。

ねらい

肥料原料として使用されているリン鉱石は、将来的には枯渇する懸念があります。露地野菜栽培に対応した具体的なリン酸施肥低減技術の1つとして、定植前リン酸苗施用が挙げられます。ネギはこの技術の効果が現れやすい品目であり、技術の適用条件を明らかにし、実用化段階に入りました。





 

法人番号 7050005005207