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タイ国・カンボジア国で発生した大洪水の緊急現地調査報告

情報公開日:2011年12月12日 (月曜日)

■タイ国で発生した大洪水の緊急現地調査報告

チャオプラヤ川流域では毎年のように洪水が発生しますが、今年は50年に1度の大洪水だと言われています。下流の低地に位置する工業地帯やバンコク市内にも水が迫ってきたことから、日本でも大きく報道されました。そのため、農工研から3名の研究者が緊急現地調査を行いました。

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■カンボジア国で発生した大洪水の現地報告

タイの洪水被害が日本で大きく報じられる中、隣国カンボジアでも西暦2000年以来の大洪水に見舞われました。政府の発表によると247人が死亡し、死滅した水稲栽培面積(232千ha)は全作付面積の10分の1、また、水田被害面積は全水田面積の17%に及び、道路などの施設損壊も甚大です。

12月に入って漸く水位が低下し、減水農業による稲の直播栽培も始まりました。洪水で被災した貧困農民には水稲種子が提供されるなど、各種の支援策によって農民の生産活動は徐々に戻りつつあります。

11月27日と12月8日に、Kandal州およびPrey Veng州において、TSC3 Project主催で農民Workshopを開催したところ、農民からかんがい排水施設の深刻な被害実態が報告されました。農業水利施設機能の早期復旧は待ったなしです。

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