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平成28年台風10号による岩手県内畜産業被害への飼料支援について

情報公開日:2016年12月15日 (木曜日)

8月下旬の平成28年台風10号の集中豪雨による河川氾濫などにより、草地などの冠水、土砂流入などの被害が発生し、岩手県内の畜産業は甚大な被害を受けました。岩手県は、災害からの迅速な復旧に取り組んでいますが、被災地の畜産農家では越冬飼料の不足が懸念されています。

農研機構東北農業研究センターは、岩手県知事からの要請に応えて、台風10号で被災した岩手県内畜産業の迅速な復旧を支援するため、岩泉町、葛巻町及び久慈市に対して、当センターで生産した牧草 (ラップサイレージ、合計360個、180トン) を無償提供することとしました。

提供する牧草は、所内において、提供を受ける市町村が手配したトラックに積み込んで、引き渡しを行いました。 引き渡し作業は、12月8日から順次開始しており、12月28日に終了します。

参考 ラップサイレージ: 刈り取った牧草 (草種は、オーチャードグラスまたはチモシー) をロール状にラッピングして密封し、漬け物状態にしたもの。重量は約500kg/個。

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積み込み作業初日の12月8日、岩手県農林水産部畜産課から米谷技術主幹兼畜政担当課長がお礼の挨拶に当センターを来訪しました。

石黒所長から「日頃、岩手県の畜産研究所や普及センターにはご協力頂いている。台風10号被害の今後の復旧に向けた取り組みに対して、牧草・飼料作の品種や栽培技術等に関する情報・技術の提供を中心に県の関係機関と連携しながら、要望にそって協力していきたい」旨をのべました。

引き渡しのようす

写真2 写真3
牛舎近くに保管しているラップサイレージを所内のトレーラーに積み込み、搬出の準備。
写真4 写真5
当センター保有の重機を使用して、受け取り先市町村手配のトラックに積み込み。 この日は、2台のトラックにラップサイレージ22個を積載した。
法人番号 7050005005207