2012年(平成24年)1月27日(金曜日)、丸亀市立南中学校から3人の生徒が、職場体験学習のために近畿中国四国農業研究センター四国研究センターを訪れました。職場体験学習は、生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動のことですが、今回は、大麦の新しい品種を作る仕事の一端に触れてもらいました。指導は、大麦育種グループの吉岡上席研究員と高橋研究員が行いました。
研究センターの沿革や研究内容についての説明した後、圃場や実験室で育種試験の実習を行いました。実験室では硬度計や硝子率判定器を使った穀粒の品質分析や、DNA抽出、DNA増幅装置と電気泳動装置を用いた遺伝子分析を実習しました。圃場では、冷たい北風の中で麦の播種、追肥、そして麦踏みといった農作業を体験してもらい、さらに麦の食味試験も行いました。
当センターを訪れた当初は緊張を隠しきれない生徒達でしたが、帰途につく頃には充実感と笑みに溢れた顔となっていました。説明に熱心に耳を傾け、実験装置を食い入るように見つめ、実験と実習に取り組む真摯な姿には迫力すら感じられました。
今回の職場体験を通じて、生徒達が研究現場の雰囲気と農業研究の重要性を認識する良い機会になったことと思います。

大麦研究の概要説明

播種体験

麦踏み体験
