プレスリリース
我が国の食料自給率の向上を目指して超強力小麦「ゆめちから」の実用化プロジェクト始まる!

- 国産小麦の需要拡大と食料自給率の向上を実現 -

情報公開日:2010年12月15日 (水曜日)

ポイント

  • 新規の超強力小麦優良品種「ゆめちから」の加工適性向上技術を開発し、国産小麦の需要拡大によって、我が国の食料自給率の向上を実現するため次の研究に取り組みます。
  • 超強力小麦の安定供給技術の開発
  • ブレンド粉など用途に合わせた製粉技術の開発
  • 高品質国産小麦製品の開発

概要

農研機構 北海道農業研究センター【所長 折登 一隆】では、国産小麦食品の生産および需要の拡大によって、我が国の食料自給率の向上を実現するため、「画期的な北海道産超強力小麦のブレンド粉等を用いた高品質国産小麦食品の開発」に取り組みます。

具体的には、新規開発の超強力小麦「ゆめちから」の安定生産技術の開発、用途に合わせた製粉技術の開発、高品質の国産小麦パンおよびめん類などの新規需要を開拓し、消費者ニーズに対応した国産小麦の増産を通じて、我が国の食料自給率の向上を目指した研究を進めてまいります。

予算

農林水産省、平成22年度新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業「画期的な北海道産超強力小麦のブレンド粉等を用いた高品質国産小麦食品の開発」

研究期間

平成22年度~平成24年度(3年間)

参画機関

株式会社山本忠信商店、日本製粉株式会社、敷島製パン株式会社、東洋水産株式会社、株式会社カネカ