ポイント
- 「apras」は、農薬の使用や施肥などの農産物の生産工程の記録や管理を簡単かつ高度に行うことのできるウェブアプリです。
- 手書き、パソコン、スマートフォンなど多様な入力方式が可能です。
- 北海道内における長年の実証試験に基づき、開発されました。
概要
農研機構と北海道日興通信株式会社は、農産物生産工程管理のためのウェブアプリ「apras(アプラス)」を開発しました。
「apras」は、先進のICT(情報通信技術)を利用して農産物の生産工程の記録、閲覧、検査を簡単かつ高度に行う機能を提供します。また、農薬の使用適否判定、特別栽培基準の検査などが全作物を対象に行うことができるなど、安全な農産物生産に必要な様々な機能を備え、生産者をサポートしています。
データの入力は、パソコンや最新のスマートフォンに加え、Fax送信された手書き帳票をOCR(光学式文字読取装置)で電子化する機能を備えているため、IT機器の得手不得手に関わらず、多くの人が簡単に使用することができます。
「apras」は、平成17年度より開始した北海道内の8つのJAで実証試験を経て開発されました。今後、北海道内での更なる普及、また、道外への展開を予定しています。
プログラム登録:P第10312号-1
(平成25年11月6日、一般財団法人ソフトウェア情報センターに登録)
予算:運営費交付金
本資料は、農政クラブ、農林記者会、農業技術クラブ、道政記者クラブ、札幌市政記者クラブ、筑波研究学園都市記者会に配布しています。
※農研機構(のうけんきこう)は、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネーム(通称)です。新聞、TV等の報道でも当機構の名称としては「農研機構」のご使用をお願い申し上げます。